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パプアニューギニア（PNG）は、学校の増設や教育無償化政策により基礎教育の就学率を向上させたが、児童の低学力が課題となっている。その原因として教員の質が指摘されており、特に教員養成校での指導内容の不統一や新カリキュラムに対応した教育の実践が徹底されていないことが問題とされている。これを受け、本案件は、全国共通の教材と指導書のドラフト開発を行い、教員養成校の講師に対するワークショップの実施や、教材開発に必要な高等教育省の能力強化を図る。さらにカウンターパートの能力開発を通じて、次期教科書改訂に向けたPNGの人材育成にも貢献している。