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リベリア共和国では 1989 年から 2003 年、シエラレオネ共和国では 1991 年から 2002 年まで内戦が続き、さらに 2014 年のエボラウイルス病流行も重なり、両国の経済・社会は著しく疲弊した。両国において安定した経済成長のためには、若年層の雇用や識字率の強化、雇用につながる技術の強化などの支援が必要である。そこで、リベリア基礎教育セクター及びシエラレオネの職業技術教育・訓練（Technical and Vocational Education and Training: TVET）セクターの現状・課題、実施体制、財政、他ドナーの支援動向を調査し、両国における協力可能性、実施上想定される課題・アプローチを検討した。具体的には、1) 基礎教育分野の政策、予算、統計情報等の収集・分析、2)関連省庁、学校及び学校運営委員会、開発ドナー（USAID、世界銀行、GPE）へのヒアリング、3） 調査結果の分析及び JICA の協力可能性・課題・アプローチの提言をおこなった。