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バングラデシュの都市部では、独立以来、急速な都市化が進んでおり、それに対応する都市インフラの不足が深刻な課題となっている。バングラデシュ政府は、2021年までに中所得国へと成長を遂げることを目標としており、経済成長および貧困削減を実現するために日本国へ包括的中核都市の構築に対する支援を要請した。
包括的中核都市行政強化事業の目的は、支援対象である5つの中核都市における行政サービスを改善し、経済成長を促進させることである。そのために、中核都市の行政能力を強化し、都市インフラのレベルを改善を目指している。
本事業はナラヤンガンジ、ガジプール、コミラ、ランプール、チッタゴンの5中核都市を対象として以下のコンサルティングサービスを行っている。
１）行政改善と能力向上支援、２）都市インフラ施設の詳細設計および施工監理（道路、排水、水路、オーバーパス、給水施設、学校兼サイクロンシェルター、街灯など）、３）既存マスタープランのレビューおよび優先プロジェクトに関するフィージビリティ調査の実施。
パデコは全体業務のマネジメントならびに上記の業務の全てを実施している。