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アゼルバイジャン国境から首都トビリシ（Tbilisi）を通り、ポチ（Poti）港あるいはバトゥミ（Batumi）港に抜ける東西回廊の整備は、ジョージアの国家開発計画の中でも最優先事業の一つである。
本案件は東西回廊の内、パデコが実施した旧JBICの案件形成調査およびJICAの基礎情報収集調査を経て円借款の供与が決定された、ゼスタフォニ～クタイシバイパス～サムトレディア区間（延長59km）の高速道路整備に関する詳細設計および施工管理業務である。
パデコは、道路線形の基本計画、各種構造物（橋梁，インターチェンジ，カルバート等）の設計、自然環境調査の実施、環境影響評価の更新、環境管理計画の作成、住民移転計画（RAP）、入札書類準備等の詳細設計業務から、全3工区の施工管理までを、元請けとして全面的に管理・実施している。
品質・安全を確保しつつ、全体工期30カ月内の完工を目指して現在建設工事が実施中である。