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日本およびパレスチナ政府は、「平和と繁栄の回廊」構想を具体化する事業として農産加工団地の開発を合意している。JICAは同事業に関するF/Sを２期に分けて2007年3月から2009年5月に実施している。 本調査は、上記F/Sのフォローアップとして農産加工団地のソフト部分の機能について確認するものである。ソフト機能とは、中小企業の振興、物流の改善、投資奨励策などであり、これらを通じて農産加工団地がより魅力ある投資先となることが期待されている。これに加え、JICAが進めるジェリコ地区開発プログラムの サブプログラムである農業・農業関連産業の振興の強化にもつながるものと期待されている。