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観光振興支援プロジェクト

金融官民連携・民営化観光人材開発
アフリカ
観光振興支援プロジェクト
発注者名 国際協力機構
国・地域名 ガーナ
ガーナ国の観光産業は、「観光サービスの弱さ」、「人材の不足」、「目玉となる観光資源の不足」、「宣伝・プロモーションの不足」、「投資の不足」といった問題を抱え、民間部門の個々の業種や事業者、及びその連合体も脆弱であり、政府の民間支援策、官民連携による具体的な観光政策や事業計画の策定も不十分な状況にあった。その中で、「ガーナ国の観光セクターにおける良好な官民パートナーシップの形成」を目的として本プロジェクトが実施された。 プロジェクトでは、ガーナ観光セクターの全てのステークホルダーが一同に会し、観光産業振興に必要な官民連携強化のための戦略的な議論を行う場として官民パートナーシップ・フォーラム(PPPフォーラム)を設立した。官民両セクターの代表で構成されるPPPフォーラム・メンバーは5つのワーキング・グループ(WG)を立ち上げ、1)ファイナンスと投資、2)人材育成、3)マーケティング・プロモーション、4)政策、5)プロダクト開発)の5分野のパイロット事業に継続的に取り組んだ。これらの活動や研修・訓練を通じて、PPPフォーラム、観光省、ガーナ観光連盟、ガーナ観光協会のメンバーの能力が開発された。 プロジェクトの最終年次に開催されたワークショップでは、将来のガーナ観光セクターやPPPフォーラムに関してフォーラム・メンバーと関係組織・機関の間で議論され、プロジェクト終了後のPPPフォーラムの継続が決定された。また、観光省とプロジェクト・チームは将来のPPPフォーラムに対する提言をそれぞれ取りまとめ、組織体制、財政メカニズム、関連活動などについて関係者間で議論された。