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本プロジェクトはJICA支援により、2012年3月から2015年3月までの3年間の予定で開始された。モザンビーク国は、ビーチリゾート等の海洋性観光資源、サファリ等の自然生物観光資源、彫刻や踊り等の芸術観光資源、歴史的観光資源と豊富な観光資源を有している。
同国政府は、観光を地域コミュニティに対する直接的な経済効果及び間接的な経済活動を生みだすものと期待している。一方、モザンビーク国観光省、国家観光局、州観光局のそれぞれにおいて、観光マーケティング戦略策定能力の弱さ、効果的なプロモーション実施能力の低さ、公的機関と民間観光関連団体との調整不足、観光投資を周辺コミュニティの便益にリンクするような戦略がないことが課題となっている。
本プロジェクトはその課題解決のため、官民協働による地域に裨益するデスティネーションマーケティング・プロモーション活動の仕組みを構築し、他州にもその経験を共有することを目的に実施されている。