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ガーナ国において、産業の発展に中小零細企業の振興が重要であるが、ガーナの製造業における生産性は低く、製品の品質も輸入品に比べて著しく劣るケースが多いことから、品質・生産性の向上は民間セクター開発に向けた重要課題となっている。現在、貿易産業省傘下の国家小規模産業局（NBSSI）のユニットであるビジネスアドバイザリーセンター（BAC）が全国に配置され、多くの小零細企業へのビジネス開発サービス（BDS）の提供、斡旋を行っている。一方、小零細企業の顕在/潜在的ニーズに的確に応えるようなBDSを実施するには、職員の更なる能力強化が不可欠となっている。
そこで、ガーナのアシャンティ州をパイロットとし、小零細企業支援のためのNBSSIの州事務所及びBACの能力強化、並びにその実践モデルの整理・広報を行うことにより、NBSSI/BACのBDS提供・斡旋に関する能力強化の「戦略モデル」の形成とその全国展開のための準備を進め、戦略モデルを全国展開するための活動がMOTI本省及びNBSSI本局で開始されることを目的に、プロジェクトが実施された。