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シミエン国立公園及び周辺地域における官民協働によるコミュニティ・ツーリズム開発プロジェクト

観光
アフリカ
発注者名 国際協力機構
国・地域名 エチオピア
本プロジェクトはJICAの支援により、2011年11月から2014年10月までの3年間の予定で開始された。パデコは北海道大学観光学高等研究センターと共同企業体を形成し、プロジェクト実施に参画している。
エチオピアのシミエン国立公園は、1978年に世界自然遺産リストに登録されたが、公園内の農地と放牧地拡大によって環境が悪化し、1996年に不名誉にも危機遺産リストに登録された。そのため、一刻も早い環境回復が求められている。
一方で今後、公園の入口となる町への道路の整備により、同公園への観光需要は大幅に増えると予想されている。しかしながら、その受け入れ体制は十分でない。観光需要が増えても観光収入が地元コミュニティに裨益する仕組みが構築されていないため、住民はその生活を公園内の農業や放牧に頼らざるをえない。環境回復と地域住民の生活の共存を実現するため、早急に社会的、経済的、環境的に持続可能な受け入れ体制を整える必要がある。
本プロジェクトは、シミエン国立公園及び周辺地域ににおける行政・観光関連産業・地域コミュニティといった関係者間の連携を強化し、広く地域住民に裨益する持続可能な観光開発を実現する仕組みを構築することを目的に実施されている。