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シッキム州はヒマラヤ山脈の麓にあり、4,500種を越える顕花植物をはじめ、豊かな自然に恵まれている。種の多様性は非常に高く、同州は全世界で確認される生物多様性ホットスポットの一つに含まれているが、絶滅危惧種も多い。森林面積の拡大、森林環境野生生物管理局のキャパシティビルディング、環境保全と調和した開発の実施が求められている。
シッキム州生物多様性保全・森林管理プロジェクトは2011年3月から10年間の計画で実施されており、その目的はシッキム州の環境保全と調和のとれた社会経済開発に貢献することである。そのために、生物多様性保全活動と森林管理にかかる能力を強化し、同時に持続可能な生物多様性保全、造林、エコツーリズムの推進による地域住民の生計向上の活動を行っている。