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エチオピア連邦民主共和国は豊かな自然と九つの世界遺産が魅力となり、観光客数が2017年に過去最高の90万人に到達、翌年には観光セクターの成長率が 48.6％と世界最高を記録した。ところがCOVID-19 感染拡大およびティグライ州の武装紛争（2020年11月～2022年11月）の影響を受け、その後の観光産業は大打撃を受けた。これを踏まえ政府は観光産業復興と更なる振興を目指し、同産業における最新状況分析、地方に対する観光支援、ブランド推進、また新たな生活様式に基づいた戦略再構築に取り組んでいる。観光省の組織も再編し、コロナ禍および治安回復後における観光需要の急増に対応すべく、観光政策とマスタープランの改定に向け標記業務が要請された。パデコは主に、「観光振興にかかる基礎情報整理」「エチオピア国内の観光関連情報の収集支援および海外の観光市場に関する情報の収集支援」 「収集情報を基にした重点市場（国）の選定と観光マーケティング・プロモーション実施計画の策定および実施支援」「観光開発マスタープラン（仮称）改定に向けた提言」の各業務を担当した。