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ダッカ首都圏及びチッタゴン市は、地震が頻発するヒマラヤ地域に属するバングラデシュの2大都市であるが、両都市の建物の多くがバングラデシュ建築基準法（BNBC）を満たしておらず、地震等の災害に脆弱な環境にある。このような状況下、都市圏においてバングラデシュ銀行（BB）から参加金融機関（PFI）への転貸を介した民間建物耐震化促進のためのツーステップ・ローン（TSL）の供与を経て公共建物の耐震強化を推進することにより、都市圏の建物の安全性を図り、都市圏における災害被害の軽減に寄与するとして、円借款による支援で本事業をPADECOは実施している。