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JICA-Netは、国際協力機構（JICA）が推進する遠隔技術協力のツールである。これは、例えばテレビ会議システム、マルチメディア教材、インターネットを介したアプリケーションなど、情報通信技術を活用し、JICAの技術協力を補完する新しいスキームである。JICA-Netの遠隔セミナーは、海外の１つまたは複数のテレビ会議システムとを接続してセミナーを実施するものである。この遠隔セミナーは、専門家が現地に渡航しなくてもセミナーが実施でき、世界中の様々な場所から、そのセミナーに参加することを可能にするシステムである。これは同時に、場所の制約が取り除かれ、より広範な範囲からの最適なセミナー講師選択を可能とする。
パデコは、このJICA-Netのプロデューサー業務を担い、ユーザのニーズに基づいた、遠隔セミナーやコンテンツの、設計、準備、実施、評価の全プロセスの調整を行った。また、講師との調整、通訳やシステム接続の手配、セミナーのファシリテーションも担当した。