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エジプトでは2015年の首脳会談においてエジプト・日本教育パートナーシップを策定し、基礎教育分野における生徒の全人的発達を促す日本式教育の導入が進められた。2017年から2021年にかけてエジプト日本学校で全人的教育が試行された結果、生徒の協調性や自己肯定感、問題解決能力が高まることが分かった。2018年からは、問題解決能力やライフスキルの獲得を目指すカリキュラム改革が開始され、日本の「特別活動（特活）」をモデルにした「Mini-Tokkatsu」がエジプトの全公立校に導入された。本案件は、全国的な普及戦略の管理人材の育成、教材の開発、学校レベルでの実践を支援するための研修やモニタリングを行い、全人的教育モデルの持続的普及を支援することを目的としている。