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ガーナ教育省は、教育の質改善および教員の資質向上のため、「初中等教員の資質向上・管理 (PTPDM)政策」を2011年に策定した。同政策のもと、教員のキャリア階梯に即した階層別研修の実施、教員人事制度の整備を目指している。
このような状況の下、本案件では、ガーナ国における初中等教員のキャリア階梯を設計し、各階層に必要な資質を定め、資質に応じた階層別研修の導入を支援する。また、研修受講履歴と各階層で定めた資質に基づく勤務評定を導入すると共に、この評定に結び付いた昇進の制度化を進めている。併せて、関連する教員情報、研修履歴、勤務評定等の昇進に係る情報を収集・管理するデータベースの整備を行う。これら新制度のもと、教員が高い向上心を持って各階層に応じた研修を受け、適切な評価に基づいた昇進が行われる環境の構築に取り組んでいる。