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パデコが携わったインドネシア初のジャカルタ都市高速鉄道が開業しました。

2019/05/17Information

パデコは、インドネシア初の都市高速鉄道(MRT)の整備事業において、ジャカルタ都市高速鉄道公社(MRTJ社)より運営維持管理コンサルティングサービスを2016年4月に受注し、開業準備業務を進めてきました。2019年3月24日、ジャカルタにおいて開催された南北線フェーズ 1開業式典には、ジョコ・ウィドド大統領ならびに,石井正文・駐インドネシア日本国大使、篠原康弘・国土交通審議官、田中明彦・JICA理事等がご出席されました。

南北線は、ジャカルタ首都圏における慢性的な交通渋滞を解消するために、北部コタ地区~ジャカルタ中心部のブロックM地区~郊外のルバックブルスを南北に結ぶ路線(23.8km)として計画されました。先行開業したフェーズ 1区間のブンダラン HI~ルバックブルス(地下区間5.9kmと高架区間9.8kmの合計15.7km)は、13駅を30分で運行します。日本の質の高い鉄道インフラシステムを、運営・維持管理まで含めて活用して建設・開業された初めての事例です。

本運営維持管理コンサルティングサービスは、日本コンサルタンツ株式会社を共同企業体幹事とし、パデコを含む4社による共同企業体で実施されました。パデコは主に鉄道の運営・維持管理システムの構築・IT化および運営維持管理費用計画を担当し、加えて同MRTの施工監理にも従事しました。