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ガーナ国では、製造業企業数の90％以上を占める零細中小企業、製造業全体の発展が極めて重要であり、貿易産業省傘下の国家小規模産業局（NBSSI）は、全国に設置したビジネスアドバイザリーセンター（BAC)を通じて小零細企業へビジネス開発サービス（BDS）を提供しているが、職員の更なる能力強化が必要となっている。そこで、小零細企業向けBDS強化による品質・生産性向上プロジェクトがパイロットとして実施され、その成果を活用してBDS提供・斡旋能力向上を全国へ展開、零細中小企業の品質・生産性向上を目指し、ガーナ政府からJICAに対し「国家カイゼンプロジェクト」の要請が出された。
前プロジェクトで育成したアシャンティ州の州事務所スタッフ、トレーナーを活用し、対象3州（ノーザン州、ブロング・アハフォ州、セントラル州）事務所の運営能力の強化をするワークフローを展開、同3州のBDS提供・斡旋能力を強化するため、企業診断とカイゼン指導手法を導入、さらに、アシャンティ州に高度なカイゼン手法を導入し、カイゼン指導能力の強化、さらに、本局のマネジメント能力の強化、研修プログラム・教材・継続した能力向上スキームの整備、広報の支援を行っている。