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バングラデシュ道路マスタープランの改訂

道路
東南アジア・南アジア
発注者名 アジア開発銀行
国・地域名 バングラデシュ
バングラデシュの道路マスタープラン(RMP)は、約10年前に同国道路局(RHD)により、SATURNと呼ばれる交通量配分モデルを用いて策定されたものである。それから10年、RMPは地方道路、鉄道、水路、海上輸送および航空も網羅した内容への拡張が必要となった。バングラデシュ政府は、2009年に承認された2007~2027年マスタープランの更新のため、アジア開発銀行(ADB)に対し支援を要請した。本改訂は、RHDと地方政府技術局(LGED)の計画能力強化および国家交通マスタープラン(NTMP)策定を目的としたものである。

PADECOはコンソーシアムのリード企業として、既存計画のレビュー、道路ネットワークのインベントリ更新、持続可能でレジリエントな技術による改訂版RMP策定等の業務を推進した。改訂版RMPには、経済評価やステークホルダー協議に加え、インフラ資金調達のための提言も含まれた。また短中期のプログラミングプロトコルが開発され、RHDとLGEDのデータベースを統合するためのITソリューションも提供された。そこではステークホルダーの特定、交通需要予測およびデータ収集に焦点を当てたNTMPの包括的な方法論も策定され、RHDのトレーニングセンターとBRRLのモデリングラボの統合による中核的研究拠点(Center of Excellence)開発計画も含まれた。