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汎用DB:詳細

ダッカ長期的 MRT ネットワークの事業実施可能性調査

鉄道
東南アジア・南アジア
発注者名 バングラデシュ道路交通局
国・地域名 バングラデシュ
バングラデシュの首都ダッカは世界で3番目に人口密度が高く、総人口は2030年に2,700万人を上回ると予測されており、これに伴い生産性や生活の質に影響を与える深刻な交通渋滞が発生している。同国政府(BoG)はこれに対処するため、MRT鉄道5路線およびBRT2路線を含む公共交通システム整備に着手した。またGoBは交通システムの更なる強化のためダッカ地下鉄整備も進めており、計9路線で240kmをカバー、210ある駅の多くはMRT線と相互接続する予定である。インターモーダルハブとしてバスターミナル、鉄道駅、河川港などの異なる交通モードを結び、うち2箇所は公共交通指向型開発(TOD)として整備される。この地下鉄整備は、1方向あたり60,000人/時間の旅客需要対応を目指している。

本プロジェクトには、地質調査、地形調査、交通調査、路線計画、交通需要モデル構築、設計、交通管理および運用、環境影響評価、用地取得、費用積算、および組織運営が含まれる。PADECOは本プロジェクトに対し、組織運営および鉄道車両に関連する2名の専門家を派遣した。組織運営の専門家は、法規制に関する枠組みのレビューを実施した上で組織形態に係る代替案を検討、ステークホルダーとのワークショップを開催し、補助金制度や運賃政策・規制を含む財務メカニズムの構築を行った。鉄道車両の専門家は同国橋梁局と連携し、鉄道車両の必要数およびMRTネットワークとの相互運用確保に係る評価を実施した。