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イエメン国（以下「イ」国）は、世界で最も基礎教育アクセスの男女格差が大きい国である。この状況のもと、｢イ｣国は｢2015年までに6-14才の全児童に対し質の高い基礎教育を提供する」との目標を掲げ、2003年に10ヵ年国家計画｢基礎教育開発戦略(BEDS)｣を策定し、基礎教育の拡充（特に男女格差の是正）を推進している。こうした課題に対し、｢イ」国からの技術協力要請がなされ、JICAは2005年6月より3年半の期間をかけタイズ州教育局をカウンタパート機関とし、「タイズ州地域女子教育向上計画(Broadening Regional Initiative for Developing Girl's Education :BRIDGE)」を実施した。パデコは、BRIDGEモデルの全国普及を目指し、①統一化ガイドラインの開発、②統一化ガイドラインに基づいて対象州でのモデル導入の実践、③教育省の女子教育推進能力の向上を実施した。