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アフリカ地域クロスボーダー交通インフラ対応可能性研究フェーズ3

運輸・交通計画貿易・越境交通
アフリカ
発注者名 国際協力機構
国・地域名 ケニア, ウガンダ, タンザニア
サブサハラアフリカ地域では、道路・鉄道・港湾インフラの絶対的な容量不足や港湾や国境での非効率な越境手続きにより、特に内陸地域の輸送コストが非常に高い。これらのクロスボーダー交通インフラ(CBTI:Cross Border Transport Infrastructure)構成要素の未整備は、地域の産業・経済成長の主要なボトルネックであり、CBTIを一体的に整備することにより域内の貿易円滑化と経済成長促進を図る必要がある。かかる背景を受け、本プロジェクトでは、サブサハラアフリカ地域のCBTIの現状分析、経済成長シナリオであるCBTI整備将来像・日本のODAによるCBTI整備戦略・パイロット地域である東アフリカのCBTI整備支援プログラムの提案を行った。調査結果の分析により、同地域の長い輸送所要時間と高額な物流コストが主に港湾と鉄道の運営、越境交通制度に起因することを明らかになった。これは以降の日本によるCBTI整備方針に影響を与える重要な発見であった。