プロジェクト検索詳細

公共輸送車輌（バス）の安全基準整備の遅れや危険な運転、深刻な渋滞問題等より、アレキパ市の公共輸送サービスは安全面で問題があることで知られている。公共輸送車輌が関わった交通事故発生件数は1999年で約4,000件、そのうち死亡者数は140人、負傷者数は18,000人であった。本プロジェクトは、持続可能な道路交通システム開発を目的に、パイロット・プロジェクトを実施するものである。アレキパ市の都市交通システムの現状について、運営、制度、規制、財務、計画の面から評価し、短期（3年）都市交通プロジェクトを中期（10年）都市交通マスタープランの中に位置付けながら作成した。このパイロット・プロジェクトは、ペルーの他市にも応用できるものである。