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共同組合を通じた酪農セクター生計向上事業準備調査

農業・森林
東南アジア・南アジア
発注者名 国際協力機構
国・地域名 インド
全国酪農開発機構を中心組織として、世界銀行等の支援により酪農開発事業が実施され、全国に酪農協同組合モデルを普及、酪農生産の拡大が図られてきた。その結果、乳生産量の増加及び、加工、流通、販売までの一連の、協同組合を通じた生乳・加工乳のバリューチェーンの構築がなされてきた。しかしながら、生乳は腐りやすいことから、冷蔵設備を有していない農村地域は、都市部等離れた消費地への販売が困難な状態に置かれており、また酪農協同組合に衛生的な生乳・乳製品を製造・販売するための施設・設備が不足している等の課題もあった。この様な状況下、生産性の向上のみならず衛生的な生乳処理・加工・販売能力の確保されたバリューチェーン構築の必要性が高まり、それを受け円借款事業が計画され、標記準備調査を実施した。