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「バンドン工科大学整備事業(Ⅲ)」に係る案件形成促進調査

教育
東南アジア・南アジア
発注者名 国際協力機構
国・地域名 インドネシア
インドネシアの産業開発を支えてきたバンドン工科大学(ITB)に対し、日本政府はこれまで90年代に円借款による2度の整備事業を実施し、土木工学・鉱業技術・工業技術・理学等の分野における教育や研究の強化支援を行ってきた。しかしながら、これらの対象外であった学部や、新しいニーズに対応するための学部は依然未整備のままであり、産業の国際競争力強化には、引き続き包括的な支援が必要とされていた。また、同大学は2000年の法人格取得以降、教育・研究の質向上・量的拡大や産学地連携等による自己収入の拡大及び効率的な大学運営が求められていた。このような背景のもと、ITBにおいて研究施設、産学地連携推進施設等の整備を行うことにより、同校の教育・研究の質向上・量的拡大を図り、もって同国の科学技術分野における人材の育成、産業振興及び国際競争力強化に寄与することを目指した事業の準備調査が実施された。この準備調査では、1)事業の必要性と背景の確認、2)事業計画案の策定、3)事業実施体制、運営・維持管理体制のレビューと計画案の策定などを実施した。