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コロンビアの未電化とオフグリッド電化地域（ディーゼル発電などによる小規模な発電が行われており、国の電力系統に繋がっていない地域）は、同国で人間開発指標がもっとも低い地域に属している。安定した電力供給が実現すれば、地域の生活水準向上、新たな雇用の創出、都市への移住のインセンティブの低下、治安の改善等の効果が期待される。
本調査では、３郡（Nuquí、Bahía Solano、Bajo Baudo）の未電化地域において、電化と供給電力改善の支援を目的に、既存インフラの情報収集、既存の発電・送電・配電システムの評価（技術、経済・財務）、電力インフラの設計、環境評価、経済分析、組織の評価と適切な経営モデルの策定、対象地域の１町を対象としたケーススタディの実施を行った。